私が2018年度から教育コーチを務めさせてもらっている、経済産業省の「未来の教室」実証事業。この立役者である浅野大介さん(経済産業省教育産業室長・デジタル庁参事官)が全貌を描いた本を出版されました。
AI教材とSTEAM教育で話題を集めた麹町中学校や、不登校に対応したフリースクール、部活や校則改革など、「学校が変わってくれたら良いのに」という思いを形にした具体的な改革の事例がまとめられています。学校教育に課題が多いことは誰もが感じているとで、文部科学省も分かってはいても動き難い。それを知りつつ、予算を確保し協力者を募り、学校現場に入って先生や子どもたちと汗を流して推進した経済産業省の官僚の子どもたちへの情熱が伝わってきます。これを読むと、これからの教育に期待を持てるかもしれません。
おすすめの一冊です。(因みに、私も載っています※極小ですが)