先生のためのプログラミング活用例

◯授業にプログラミングを取り入れる5つのポイント

(1)先生自身がプログラミングで教材を作成してみる(誰もが簡単に作ることができて、面白い教材)

(2)プログラムの中身を見たときに、児童が理解できる構造である(言葉にして説明・理解しやすい)

(3)授業の中で、子供たちがプログラミングを活用しながら学ぶことができる(学習目標と関連している)

(4)児童の試行錯誤や創意工夫を活かす。(教えすぎない。児童の発見や探求を促す。)

(5)他の教科でも応用しやすい(フラッシュ型をコマ撮り写真による観察記録やアニメ作品などに応用する等)

これらを想定した上で、Scratchを使った活用例を掲載しています。(パソコンで操作できます)

実際に小学校の授業や、教員研修で活用したものも含まれています。

「作り方」「授業への取り入れ方」などの研修も承っております。

お気軽にご相談ください。


小学校算数科

「速さの表し方を考えよう」

(1)「速さ」を表そう
時間の目安:1授業時間内
(最短15分)

Scratchの「〇〇歩うごかす」の〇〇の数値を書き換えて、このブロックが、速さを扱っていることを体験します。
その後、演算ブロックを使い、
道のり÷時間
を「〇〇歩動かす」に挿入し、教科書の例題の結果を視覚的に確認します。


小学校算数科

(2)「道のり」を表そう

時間の目安:1授業時間内
(最短15分)

「道のり」の表し方を考える場面で活用できるプログラムです。
時速〇〇kmで〇〇時間進んだときの道のりは?
という例題を視覚的に捉えることができます。

クローンを作成することで、数直線的な表現もできました。


小学校算数科

「正多角形を描こう」

時間の目安:1授業時間内
(最短20分)

正三角形、正方形、正五角形の作図をするプログラムです。

プログラム上では、スプライト(キャラクター)が進む軌跡をペンで描くことで作図します。
そのため、スプライトの「進行方向に対して〇〇度回転する」という考え方を適用することになります。

教科書の内容とは違う作図の方法を体験することができます。

小学校外国語

フラッシュ型教材

「What is this ?」
時間の目安:1授業時間内
(最短10分)

Scratchで、複数のコスチュームをルーレット的に回転させて停止するプログラムです。
音や他のスプライト(キャラクター)を追加して、楽しい雰囲気の教材にすることもできます。

とても、シンプルなプログラムです。初歩段階でトライしてもらえると良いと思います。


小学校外国語

「いろいろな国のあいさつ」
時間の目安:1授業時間内
(最短10分)

「いろいろな国の言葉であいさつしてみよう」という場合には、国旗のルーレットを活用することも良いでしょう。
プログラムは「What is this ?」と同じで、コスチュームを変えることで応用することができます。

 


小学校外国語

「How are you ?」
時間の目安:1授業時間内
(最短10分)

表情のルーレットです。

サンプルプログラムには

angry 怒っている

bored 退屈

crying 泣いている 悲しい

happy 嬉しい、ハッピー

surprised びっくりした

suspicious 疑問に思う

が収録されています。

先生の顔写真を使って作成してみても面白いかもしれません。

小学校社会科

フラッシュ型教材

「この地図記号は?」
時間の目安:1授業時間内
(最短15分)

地図記号をルーレット的に回転させて停止するプログラムです。
◯を押すと「正解の音」

×を押すと「不正解の音」

が出る様になっています。

「音」を加えるなどの工夫を施すことで、自分の学級にあった教材を作ることができます。

 


小学校音楽科

「楽ふドレミ」

時間の目安:1授業時間内

(最短15分)

イラストをクリックすると、符合する音がなります。音符をクリックすると、その音の長さの音がなります。

音符や音階を視覚的に楽しく捉えることを支援するプログラムです。

中身は複雑ではなく、簡単なプログラムが集合したています。


小学校総合的な学習の時間

「地域の良さを伝えよう」

時間の目安:3授業時間内

・基本操作の習得:30分

・地域を伝えるソフト:70分

・キーボードの矢印キーで猫を操作できます

・丸いボタンは猫がタッチしてください。四角いボタンはクリックすると変化します。

・戻るボタンで、最初に戻ります。

基本的なスクリプトを学びながら、地域学習 などのまとめや発表で活用できます。

あえて完成系にはせず、児童が改良することを想定しています。



正多角形の作図。正方形を描くプログラムで動くロボカーを用意して、ペンを装着して実際に描いてみました。
盤面との滑りなどの誤差が発生しますが、イメージを掴むには良いと思います。

「micro:bit」+「MOVE mini(Kitronik)」

「ホワイトボードアプリ」

Scratchで動く「ホワイトボードアプリ」を作ってみました。

ペンの色、太さ、背景図など、プログラムをカスタマイズして、お好みのホワイトボードを自作できます。

こんな活用方法にもトライしてみてください。

ダウンロード
「ホワイトボード」サンプルプログラム
Scratc1.4、Pyonkeeをお使いの方は、このファイルをダウンロードすると活用できます。
ホワイトボード Ver1 171011.sb
exe ファイル 64.7 KB


かけ算を自分で解きながら、正解/不正解を判定するプログラムです。

5問ごとに星が増えていきます。

20問解くとクリア、になっています。 

高学年の児童が、2年生向けに作れる様になればいいなと思います。

かけ算の計算に集中できる様に、過度な演出は加えていません。